不倫をしている人は、
「離婚するから一緒になろう」
と、言います。
これは、【不倫の常套句】ですよね。
不倫を盛り上げるスパイスのような言葉です。
それでも、本気で不倫相手の事を愛している人は信じてしまいます。
信じたいし、そうなって欲しいと思いますよね。
「離婚するから一緒になろう」と言われたらどうすれば良いのか?
私も不倫をしていた頃、「離婚して一緒になろう」と言われました。
そして、私も言いました。
でも、今はその不倫相手とは別れて、そして離婚はしていません。
あの時の言葉は嘘だったのか?と聞かれたら、決して嘘ではありませんでした。
当時は、本当にそうなれたら良いなと思っていたし、そんな日が来るかもしれないと夢見ていました。
不倫相手と、
「どんな家に住もうか?」
「誰も知らない遠くに引っ越そう」
「毎日一緒に居て、毎日一緒にご飯を食べて、毎日一緒に寝よう」
そんな事を語り合っていました。
でも、どこかで「そんな事出来るわけない」そんな風にも思っていました。
不倫相手と一緒に、夢物語として語り合うなら良いと思います。
どちらかが本気なら、単なる夢物語では終われません。
本気で不倫相手と一緒になりたいなら、不倫相手が本気なのかを見極めなくてはいけません。
これは、人それぞれ状況によって違うと思います。
ダブル不倫の場合
ダブル不倫の場合だと、簡単に離婚出来ないというのも理解できると思います。
ましてや、子供がいる場合もそうです。
色んな人に迷惑をかける。
悲しい思いをさせる。
それでも不倫相手と一緒になりたいのなら、自分もその覚悟をしなければいえません。
まずは、不倫相手が本気かどうかを見極めるよりも、自分が本気だという事を不倫相手にわからせること。
そうする事で、自然と不倫相手が本気かどうかも見えてきます。
例えば、
【妻(夫)に離婚したいと話そうと思う】
【まずは、別居しようと思う】
など、具体的に不倫相手に言います。
そこで、不倫相手はどんな反応をするのかを見ます。
その時に、実際に行動もしなければいけません。
本気なら出来ますよね。
カマをかけて言ったとしても、見抜かれます。
きちんと行動をして、報告する。
自分は行動したなら、不倫相手にも堂々と言えます。
「自分は行動したから、次はあなたの番です。」
この時、言い訳をしてきたなら、あなたの不倫相手は残念ながら本当に離婚してまで一緒になろうとは思っていないという事です。
もし、「今は出来ない」と言われたら、
「いつなら出来るのか?」と、期限を決めましょう。
1か月後、半年後、1年後、その期限までは待つ事にします。
期限までに何一つ行動しなかったら、不倫相手の事は信用出来ないので別れた方が良いです。
自分は独身の場合
自分は独身の場合、既婚者の状況は理解出来るようでも、心底は理解出来ません。
同じ立場に立って初めて、その人の状況がわかるものです。
ですから、独身の場合はなおさら待つのは辛いと思います。
なので、この場合もダブル不倫と同じで、期限を決めましょう。
不倫相手の家庭の状況によって、すぐに行動出来ない場合もあります。
それでもまずは、不倫相手に宣言して下さい。
「この日までに何かしらの行動をして下さい。」
「その日までは待ちますが、何も行動しなかった場合はきっぱり諦めて別れます」
この期限は、待てる時間で構わないと思います。
独身なら、もし不倫相手が本気じゃなかった場合、時間がもったいないです。
本当なら、今すぐ別れて早く違う人と巡り合って欲しいです。
でも、本気で不倫相手の事を愛しているなら、簡単に別れられない気持ちもわかります。
なので、期限を決める事によって、
自分自身の気持ちの整理もつけるのです。
不倫相手との新生活を夢見ながら、でも、もしかしたら別れる事になるかもしれないと、徐々に気持ちを整理しておく期間にもなります。
まとめ
離婚をして不倫相手と一緒になるという事は、簡単な事ではありません。
それは誰もがわかる事だと思います。
それでも、不倫相手と一緒になりたいと思うなら、
やはり、お互いに行動をしなければ前には進みません。
実際に、離婚をして不倫相手と一緒になる人も世の中には居ます。
それはきちんと行動したからです。
「離婚するから一緒になろう」
それは本気なのかと悩んでも、答えは出て来ません。
なぜ悩むのか?
それは、どこかで【そんな事は出来ない】とわかっているからです。
そして、そのうち来る【別れ】が怖いからです。
本当に一緒になれるのかをずっと思い悩むのか、それとも行動をして答えを出すのか。
それを決めなければいけません。
どちらにしても、【覚悟と行動】をしなければならないのです。