あなたは不倫相手に、
「もう、妻(夫)とは冷めている」
と言われたことはありませんか?
私はこのセリフを、言われたことも言ったこともあります。
果たして信用して良いのか?
なぜそんな事を言うのか?
不倫経験者として、この言葉の意味を書いてみたいと思います。
1,不倫相手の言葉は信じて良いのか?
不倫相手の言葉を信じて良いのかと悩んでいるということは、不倫相手の事を信用出来ないからではないでしょうか?
信用出来ないのは、不倫だからですか?
それとも、不倫相手自体を信用出来ないのでしょうか?
【不倫相手の言葉を信じて良いのか?】と聞かれたら、信じても良い場合もある。
としか言えません。
そもそも不倫自体が、嘘の上に成り立つ関係ですから、不倫相手を信用出来ないのは当然のことだと思います。
それでも、不倫経験者の私が言えることは、
不倫相手に気持ちを伝える言葉は、信じても良いと思います。
本当に好きだから「好き」と伝えているのです。
本当に一緒に居たいから、「ずっと一緒に居たい」と伝えているのです。
不倫相手の気を引くためにつく嘘もありますが、嘘をついてまで気を引くような人は不倫に慣れています。
不倫に慣れている人は、断定するような嘘はつきません。
いつでも逃げれるように、曖昧な嘘をつきます。
例えば、「好き」という言葉は使わず、「一緒に居ると楽しい」なとという曖昧な言葉しか言いません。
本気になられたら困るけど、不倫相手を引きつけるためには上手い言葉を使うのです。
ですから、不倫相手にはっきりと気持ちを伝えられたのなら、それは本当の気持ちである可能性が高いです。
2,なぜ、「妻(夫)との関係は冷めている」と言うのか
ではなぜ、「妻(夫)との関係は冷めている」とわざわざ言うのか?
これは、不倫に対する抵抗感を無くさせるためです。
例えば、好きになりかけていても相手が既婚者だと知ったら、これ以上進んではいけないと思って距離を置いたり、もしくは一気に気持ちが冷めたりしますよね?
それをさせないためにあえて言うのです。
私も、このセリフをよく言っていました。
「結婚してるけど、夫とはほとんど会話もしないし、夫婦仲は悪い」
こんな風に言っていました。
そう言うと、ほとんどの場合「何かあったの?」と聞いてくれます。
そこからも嘘を並べれば、相手の気持ちは一気にこちらに向きます。
要するに、不倫に踏み込ませるためのセリフなのです。
3,本当に夫婦仲が冷めているのかどうかを見極めるには
でも、本当に夫婦仲が冷めている場合もあります。
夫婦仲が良くないから、他の人に目が向いて不倫してしまうというのも事実なのです。
では、どうやって本当かどうかを見極めるのか?
それは、聞いてもいないのに、自ら夫婦仲が良くないと言ってくる人は、嘘の可能性が高いです。
なぜなら、少しでも早く不倫関係になりたいからです。
こっちは何も聞いていないのに、いきなり「夫婦仲が悪くて、家に居てもしんどいんだ」と夫婦仲の悪さをアピールしてくる人は、ただ不倫がしたいだけです。
それとは逆で、配偶者との関係をこちらから聞いた場合は本当に夫婦仲が良くない可能性が高いです。
聞いても細かく教えてくれなかったり、話したくなさそうな感じなら、本当に夫婦仲が悪いと思います。
本来なら、夫婦仲が悪いなんて事は、あまり人には言いたくないものです。
隠しておきたい事なのに、自分から言う人は信用しない方が良いでしょう。
4,不倫相手の言葉を気にしてしまう人へ
どうしても【好き】という気持ちが邪魔をして、不倫相手の言葉を一つ一つ気にしてしまう人がたくさん居ます。
気にしても答えは出ないのに、そんな事分かっていても気づいたら考えてしまうんですよね。
そんな人へ言えることは、
不倫相手の言葉を気にするよりも、行動に目を向けるようにすれば良い。
ということです。
わかっているとは思いますが、言葉ではなんとでも言えます。
でも、行動って真実の時だけしか出来ないのです。
本当に夫婦仲が悪いのかどうかは、不倫相手の行動を見たらなんとなくわかってくると思います。
気持ちが前に出すぎると、不倫相手のことが見えなくなってしまいます。
冷静に、第三者の立場になって不倫相手のことを観察してみてください。
そして、どちらにしても配偶者に何かしらの不満があるから、不倫へと踏み込んでしまったんだと思います。
周りから見たら夫婦仲は良さそうだけど、実際には満たされていない場合もあります。
夫婦のことは夫婦にしかわからないのです。
だから、不倫相手があなたに対してどんな行動をしているかということだけが大切なのです。