不倫経験者が語る本音ブログ

不倫を経験したから社内不倫やダブル不倫の悩み、辞めたくても辞められない辛さがわかります。果たして不倫はいけない事なのか?

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不倫相手は一番近くて、一番遠い存在

 

 

自分の弱い所、しんどい事や辛い事を奥さんや旦那さんに言えない人は多いと思う。

だから、癒しを求めて不倫してしまう。

誰かに甘えたい時もあるし、自分をさらけ出して受け入れて欲しいと思ってしまう。

 

でも、自分の奥さんや旦那さんにそんな事を今さら出来ない。

どんな反応されるのか怖い。

そもそも、奥さんや旦那さんにはそんな事したくない。

 

誰にも弱音は吐けない。

なのになぜか、不倫相手にはいくらでも弱音を吐ける。

どんどん弱い所を見せて、優しくして欲しい。

甘えたいから会いたくなる。

 

自分の全てを不倫相手には見せている。

誰にも自分の本性を見せる事は出来ないのに、唯一見せられる存在が不倫相手だ。

 

そうなると、不倫の心理としては、

「自分の事をわかってくれるのは不倫相手しかいない。」

そんな風に思えて、不倫相手は特別なんだという意識になる。

全てをさらけ出せるのは、不倫相手だけ。

自分を理解して受け入れてくれるのは、不倫相手だけ。

 

そう思ってしまうから、やめられないしどんどんハマっていく。

他の人には見せない、他の人は知らない、そんな所を不倫相手は知っている。

 

不倫相手の立場としても、同じことが言える。

「私だけが知っている。」

そんな特別感が、余計に執着へと繋がっている。

 

 

 

 

他の誰も知らない事を知っているのに、一番近くで寄り添っているのに、不倫相手は誰にも認められない存在だ。

 

私の知り合いで、約30年不倫をしている人がいる。

お互い既婚者で、遠距離の不倫だ。

その人が言っていた。

 

「奥さんの知らない事を私は知っているのに、あの人に何かあっても私には連絡は来ない。」

その言葉は重かった。

確かにそうだ。

 

不倫相手の何もかもを知っているのに、自分の存在は誰にも知られていない。

私の知り合いは、

「あの人が死んだ時、私に連絡は来ない。

だから、連絡が来なくなったら死んだと思わないといけない。」

そう言った。

 

どんなにわかり合っていても、どんなに思い合っていても、陰の存在なのだ。

不倫相手は、お互いに一番近い存在なのに、一番遠い存在。

全て知っているのに、最後には何も知らない存在。

 不倫なんて、虚しいだけだ。

 

 

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