不倫をするには、奥さんや旦那さんに嘘をついて出かけなければいけない。
男の人の場合だと、残業だとか仕事でトラブってと言えば簡単に信用してもらえるだろう。
仕事の付き合いでとか飲み会という口実も、元々そんな機会が多い人だとその嘘も通用する。
それでも、頻繁になってくると怪しいと思われてしまう。
その点、女の人の不倫は嘘をつく事が難しい。
仕事をしている女の人でも、仕事の付き合いでとか、飲み会でという嘘もたまには通用するが、頻繁には使えない。
友達とご飯に行くとか、学校の役員の行事とか、色々嘘は思い付いても毎回は嘘はつけない。
そうなってくると、不倫相手と会いたいのに会えない。
だから余計に、不倫は燃え上がる。
そんな時に助けてくれるのが、不倫仲間だ。
「自分が不倫をしてるなんて誰にも言えない」
とよく聞くが、意外とそうでもない。
類は友を呼ぶとでも言うのか、不倫してる人の友達は不倫している。
ある意味、友達が不倫しているから、大して悪い事と思ってない事も多い。
その不倫仲間は、仲の良い友達だから、もちろん奥さんや旦那さんも知っている人だ。
その人と会うと言えば、すんなり嘘は通用する。
急に不倫相手と会う事になっても、
「あいつに急に呼び出されたから行ってくる」
そう言えば怪しまれない。
後は、不倫仲間に
「今日名前借りたから」
そう言っておけば大丈夫。
女の人の場合、もっと用意周到で、
「今日名前借りたからね。
何時に○○でご飯食べる事にしてるから。」
ここまで、不倫仲間と打ち合わせをする。
もっと巧みな嘘になってくると、不倫仲間に嘘のLINEをしてもらう事もある。
「今日夜会えないかなぁ?
ちょっと聞いて欲しい事があって…」
なんていう嘘のLINEを不倫仲間にしてもらって、それを旦那さんや奥さんに見せて、
「何かあったのかなぁ。
心配だから行ってくる」
という演技すらも平気でする。
友達からのLINEを見せてもらったから大丈夫。
なんて思わない方が良い。
旦那さんや奥さん、友達にまで嘘をつかれて不倫されているかもしれないと思った方が良い。
これは、私が実際にやっていた事だ。
不倫仲間は一人ではない。
3〜4人は居た。
その不倫仲間達と名前を貸し合って、嘘を重ねて来た。
そうやって必死に不倫を隠してきた。
バレないように嘘をつこうと思ったら、どんな事でも出来るようになってくる。
不倫は嘘をつく事が上手くなって、嘘をつく事に慣れてくる。